Globe Samponista Diary~世界各国お散歩日記~

旅のスタイルはふらっと、気ままに。60を越える国々を旅した記録。ひとり旅やふたり旅、ときどきグループ旅行。

【世界のグルメ】マドリードに行くならマスト!チュロスの老舗カフェ

チュロスは日本でも広く知られたおやつです。ディズニーランドや遊園地で売られ始めたことが広く知られるきっかけになったと思いますが、言わずと知れた細長いドーナッツです。スペインではこのチュロスを、あま~いホットチョコレートと一緒に食べるのです。朝食やおやつなど時間帯を問わず愛されているようです。

 

チュロスの歴史は古く、スペインの文献には17世紀には既にチュロス職人が存在していたことが記されています。驚いたことに、チュロスの起源は中国の揚げパン、油条だそうで、大航海時代に中国南方からスペインへ伝わったそうです。その後、チュロスはスペインのみならず、南アメリカへも伝わっていきました。実際にメキシコでもチュロスは広く親しまれています。ちなみに、起源となった油条は甘くはなく、食事のお供にされる食べ物で、シンガポールの代表料理の一つバクテー(肉骨茶)と共によく食べられています。

 

話は戻って、そんなマドリードソウルフードチュロス、せっかくなので本場で試してみようとチョコラテリア サン ヒネスという老舗へと行ってきました。

 

 

老舗カフェChocolateria de San Gines Restaurantはなんと1894年から続いている老舗カフェで、店内には多くの有名人の写真が飾られており、その数は圧巻です。それだけ長い間愛されてきたカフェということが伝わってきます。

 

それだけに、地元っ子から、観光客まで幅広く大人気のお店なので、時間帯によっては並ぶことは必覚悟しましょう。

 

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チュロスホットチョコレートを意味する「Chocolate con churros」を頼みます。お値段は3.9ユーロ。(2014年1月現在)

控えのレシートをもらえるので、そちらのレシートを持って、空いてる席に座ります。店内は緑を基調としてクラシックな雰囲気で、1階、地下、そして外にテラス席もあります。

 

席に座り、近くの店員さんに控えのレシートを渡し、ホットチョコレートチュロスが来るまで、待ちます。

 

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Chocolate con churros ホットチョコレートと山盛りのチュロス

 

ホットチョコレートと山盛りのチュロスが運ばれてきます。一見量が多いような気もしますが、意外とペロリと食べられちゃうものです。ホットチョコレートは甘く濃いですが、思い切ってたっぷりチュロスを浸して食べるのがスペイン流だそうです。 

 

チョコラテリア サン ヒネスは老舗カフェというだけあって、お値段も3.9ユーロと少し強気な価格設定ですが、お店によっては、2、3ユーロでchocolate con churossを楽しめる所もあるそうですので、街で気に入ったお店を探すのも楽しそうです。

 

  

Chocolateria de San Gines Restaurant

住所:Passage San Ginés, 5, Madrid, Spain

営業時間:24時間営業

定休日:なし

最寄り駅:ソル駅

アクセス:Puerta del Sol (プエルタ・デ・ソル広場)から、Calle Arenal(アレナル通り)に入ります。2番めの道を左に入ります。この小さな路地に、San Ginesが有ります。

価格帯:ホットコーヒーとチュロス5本セット 3.9€

 

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