Globe Samponista Diary~世界各国お散歩日記~

旅のスタイルはふらっと、気ままに。60を越える国々を旅した記録。ひとり旅やふたり旅、ときどきグループ旅行。

【モロッコ】モロッコ旅行ではマストの一大観光地マラケシュ

 

マラケシュ。おそらくモロッコ観光に行く人はほぼ100%訪れるのではないでしょうか。意外にもモロッコでは第4の都市だそうです。世界遺産でもあるメディナ(旧市街)には、バヒーヤ宮殿やクトゥビアの塔などの名所が点在しているし、屋台が並び所狭しと雑貨が並びます。 様々な人、音楽、スパイスの香りなどが相まって活気に満ちたマラケシュは 異国情緒たっぷり。

食べ歩いたりお土産を選んだり、歴史的建造物を見学したり、マラケシュはモロッコ旅行のエッセンスがぎっしり詰まった町でした。

私が訪れた主な場所をご紹介します。 まず訪れたのがエル バディ宮殿。宮殿と言う名ですが、きらびやかな建物があるわけではなく、どちらかと言えば遺跡。 というのも、サアード朝のアフメド・アル・マンスール王が、当時の技術の粋を集め、 25年をかけて建造した宮殿だったのだが、後のアラウィー朝の王により破壊されてしまったからなのだそう。 高い壁に囲まれ、かつ広大な敷地なので入り口を探すのに一苦労です。 

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中は几帳面に整列された部屋の跡が。当時の栄華を想像します。 

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お次はクトゥビーヤ・モスクマラケシュのランドマークです。フナ広場からも 見えます。しかし、ムスリム以外は中に入ることが出来ないので、写真撮影のみでした。 

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こちらはアグノウ門です。マラケシュ旧市街の入口にあります。歴史を感じる重厚な作りで、迫力がありますね。 

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マラケシュおすすめ観光スポット2つ目は、装飾が美しすぎる!と訪問者が口を揃えていう「バイア宮殿」。歴史がありながら、とても保存状態がいい魅力的な宮殿です。 バイア宮殿だったりバヒア宮殿だったりカタカナにするのが難しいというか一定ではないですが、 Palais de la Bahiaという名前で、Bahiaとはこの宮殿を建てた王のお気に入りの妃の名前だそう。 4人の妃と24人の側室がおり、 150もの部屋があるとのことで、かつての王の奔放ぶりがうかがえます。 現在の国王も泊まりに来ることがあるそうです。 

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イスラムらしいタイルが所狭しと敷き詰められています。 

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部屋がいくつもあり、宮殿というより邸宅と言った方がしっくりくるかもしれません。 

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ひとつひとつの部屋がタイル、彫刻と細かい芸術性の高い造りになっており、 王の権力と当時の職人の技術の高さを感じることが出来ます。 

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マジョレル庭園」も見どころのひとつです。 あのイヴ・サンローランが愛した庭園としても有名で、 庭園内にはサンローランの作品を見られる場所もあります。 

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もとは、1920年代にフランス人画家のジャック・マジョレルが造園したマジョレル庭園ですが、 彼の死後荒れ果てていたところを、1980年代にイヴ・サンローランが買い取り、 別荘として使用するようになったそうです。 

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庭園は水やサボテンなど自然豊かに手入れされており、マジョレルブルーと称される 鮮やかなブルーの建物が目を引きます。 

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自然の草木をふんだんに取り入れた庭園と、自然界にはない人工的な青の建物を 混在させるあたりがさすが世界のイヴサンローランのセンスかなと感心します。

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作品も見ることが出来ますし、カフェで休憩も出来ますので、マラケシュの喧騒に疲れたら 癒しを求めて訪れるのもいいかも。 

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そして、次に訪れるべきは、最高級に美しい建築が味わえる「アリー・ブン・ユースフ・マドラサ」。ここは、かつては神学校だったそうです。 中に入ると、中央にある池を囲うように造られた神学校の美しさと神秘的なオーラに圧倒されます。 

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2階に上がることも出来、上から眺める景色もとても綺麗です。 

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繊細で美しいモザイクは見ていて本当に飽きません。沢山綺麗な写真を撮れるスポットだと思います。