【ロシア】モスクワ郊外のペテルゴフへ自力で行ってきました
楽しかったロシア旅行もついに最終日となってしまいました。
しかも最後の最後で風邪をひくという運のなさ。でも10時間の睡眠が効いたのか、少し回復の兆しが。
朝起きて、フィンランドで買ってきたジンジャーショットを一気に飲み干し、2度寝。10時ころにやっと起きて、シャワーを浴び、身支度。
チェックアウトの11時ギリギリまで部屋で休んでいました。
チェックアウトをして、リンゴとレッドブルで気合を入れます。
体調が心配でしたが、じっとしているのはもったいないということで、当初は予定していなかったのですが、思い付きでペテルゴフに行ってみることに。
(思い付きで行くところではないですけどね。)
ペテルゴフへはツアーに参加していく人が圧倒的に多いと思います。
自力で行く場合、最も多いのがエルミタージュ美術館前の船着き場から船で行く方法。これだと約30分で着くそうです。
しかし私は、最終日で現金があまり残っておらず、新たに両替するのも面倒だったので、残金を駆使し、地道にマルシルートカ(乗り合いバス)で行くことにしました。
乗り合いバスは複数のメトロ駅から出ていますので何通りかの行き方があります。
私は宿の最寄り駅から乗り換えなしで行けるというシンプルな理由で赤ラインのレーニンスキープロスペクトという駅からK420番のマルシルートカに乗って行きました。
確か料金は70ルーブル。
船の10分の1ですね。笑
もちろん、船は時間短縮にもなるし、景色も綺麗だし、乗る価値は十分にありますが、 時間に余裕があって節約派、スリルを求める方は是非バスで。
バスに揺られて約45分程でペテルゴフに到着しました。
バスが停まる大通りから公園入り口までは直線で600メートルくらい歩きます。
入場してまず目に飛び込んでくるのは豪華な噴水!!
晴れの日は青空と芝生の緑に噴水の水しぶきがキラキラ輝いて素晴らしい眺めです。
広大な敷地を緑に囲まれて散歩するのはこの上なく気持ちいいです。
噴水を背にまっすぐ直線に歩いていくと、船着き場にたどり着きます。船で来る人はこちらで降りて噴水へ向かうのでちょうど真逆の動きになるようです。
日曜ということもあり、観光客だけでなく地元の家族連れの人もかなり多かったです。
敷地がかなり大きいので、くまなくまわりたいと思ったら丸一日かかってしまいます。
私は体調不良により、そもそも動き出したのが12時頃で、到着したのが1時過ぎ。
その日の夜便で日本に帰るというスケジュールでしたので、長居はできず、賞味2時間くらいの滞在でした。
宮殿は黄色と白の可愛らしい建物です。
駆け足での見学になったものの、行く予定のなかった場所に思いがけず来ることにして、とても良かったです。
団体で行く方は見つけやすいかもしれないのですが、ツアーバスが使う駐車場近くにお土産屋さんの屋台が連なっているエリアがあるのですが、そこで売っているお土産の相場はサンクトペテルブルク市内より安いものが多いです!
マトリョーシカは市内でもピンキリなので、安いものは品質もそれなりだとは思うのですが、その他、ピアス類、スカーフ、マグネットなどの値段も是非チェックしてみてください。全体的に安いです。
ペテルゴフを後にし、市内へ戻ります。
行きと同じように、大通りへ戻り帰りのマルシルートカを探していると、たまたま通りがかったマルシルートカが行きと違う番号だったのですが、メトロの駅へ行くというので、乗ってしまいました。
アフトーボヴォという駅へ45分位で到着です。
お腹が空いていたのでチャイナヤローシカというロシア料理のファストフード店に入って休憩。
メニューがロシア語で全く読めないし、客層も絶対に地元の人。
どうやって注文するかもよく分からないけれど、とりあえずロシアンパンケーキを試してみたかったので、指さしでいくしかない!
勇気を出して指さし。
すると店員さん、
「We have english menu」
あるんかい! 笑
最初から出して~~。と思いましたが、こういう気の利かなさも外国ならでは。英語メニューをもらい、マッシュルームとチーズのパンケーキ、ボルシチ、クランベリージュースをオーダー。
ロシアンパンケーキは、つまりクレープですね、ハイ。中身を選べるので甘い系、しょっぱい系、どちらもできますよ。
こちらは味の想像がしやすいので、日本人の口にもあうと思います。
夜11時の便だったのですが、早めに空港に行ってラウンジでまったり。
エアロフロートロシアのラウンジを使うことが出来ました。
とても充実した旅でした。