【ブラジル】サンパウロの日本人街がもはやアジア人街になっていた

サンパウロ2日目はお気楽町歩き。まずは地下鉄に乗り、日本人街があるリベルダージ駅へ。世界で日本人街があるのはロサンゼルスとサンパウロのみだそうです。チャイナタウンやコリアンタウンとは比較にならないですね。しかし、この日本人街、年々日本人が減り、対照的に中国人、韓国人が増えたそうで、商店街の品物も中国や韓国のものに凌駕されてました。時代の流れとはいえ、寂しい限りです。

日本人街を楽しんだあと、遅めのランチタイム。友人がおススメのブラジル料理のお店に連れて行ってくれました。そのときすでに2時。お店に着くと地元の人であふれかえっていました。土曜なので家族や恋人と昼のひと時を楽しんでいるようです。そして私たちも、待ちました。 2時間。 空腹で辛かったですが、これがブラジル流なんですね。待ち時間に一階のカウンターでドリンクで乾杯していると、となりにいたカップル 「カンパイー」といって飲んでいる。 ？？？？

このカップル、女性がなんと日系ブラジル人☆ 男性の方が日本人風の私に気付いて話しかけてきてくれました。ポルトガル語はさっぱりなので、友人に通訳依頼。私のことを一通り説明してくれました。

肌が褐色に焼けた女性、日系人とはいえブラジル生まれのブラジル育ち。日本語はだいぶ不自由なようです。でも頑張って片言の日本語で話してくれました。

岐阜に少し住んでいたことがあるらしいのと、おばあちゃんが日本人だそうです。 （そのとき何故かおばちゃん（叔母）が日本人だと勘違いしていた。考えればおばあちゃんだとわかりそうなものなのに。あとになっておばあちゃんに決まってると気づきました）

サトミさんというその女性、飯島愛さんに似ていてなかなかの美人。ブラジル人は日本人の小さな目を美しいと思うそうです。私の友人も「あの日本人の赤ちゃん、目が小さくてビューティフルだわ」とか、日系人の男性のことも小さな目がビューティフルだわ。と良く言っているんです。私のことも「あなたの目はほかの日系人より少し大きい、ご両親は日本人？」などと聞いて来たり。 （ちなみに私は全然大きい目じゃないです。切れ長アジアンな目です。）日本では、赤ちゃんをほめるときに「お目目が小さくてかわいいね」なんて絶対に言いませんよね。大きければ大きいほど良しとされる。

この美的感覚はそもそも欧米礼賛の思想から来ているんだなということを改めて思い知らされました。

さて、そんな感じで偶然会ったカップルと世間話をしているうちに、ついに席が空きました。 時計は午後4時をさそうとしていました。

これはあくまでもランチです。 フェジョアーダという未知の料理をいただきました。 ※Wiki引用

フェジョアーダ（ポルトガル語：feijoada, ブラジル・ポルトガル語: [fɐjʒuˈaðɐ], ヨーロッパ・ポルトガル語: [fejʒuˈadɐ] フェイジョアーダ、フェジョアダとも表記）は、豆と豚肉、牛肉を煮込んだ料理。ブラジル、ポルトガル、アンゴラ、サントメ・プリンシペ、東ティモールなどポルトガルおよびその旧植民地で食べられているが、各国で独自の発展をとげてきたため、使われる素材は国によって異なる。多くのフェジョアーダは調理時間が長く材料の種類が多いことが特徴であり、名称は「フェイジャオン（豆）を使った料理」という意味であるが、フェジョアーダよりも少ない材料で作られる豆料理は、フェジョアーダとは呼ばれず単にフェイジャオンと呼ばれる。

友人大絶賛のこの料理。美味しくないわけがないと言っていました。

まずくはなかったけど、「おいしーーー♥」とは思わなかったとは口が裂けても言えなかった。私のためにブラジルの代表料理を教えてくれた友人に感謝です。一人じゃ絶対に 来れないようなお店ですし。 とてもいい思い出です。 お腹がいっぱいになった私たちは、次に目指すは、、、サンバ。 ディスコ。 本場のディスコです！！！（クラブ、ではなくディスコですっ) 昼間から飲んで歌って踊るのがブラジル人なんですね。 クラブは夜が更けてから行くもの、という概念を見事に覆されました。 中ではみんな思い思いに音楽とお酒とダンスを楽しんでいました。 友人がなんと、そこらへんの男性を捕まえて「この子ははるばる日本からブラジルにやって来たから 記念に踊ってあげて」と頼み込むという暴挙に出た！

さすがはノリのいいブラジル人。すぐさま私の手を取り踊り始める。。。 うぁーーーーーーーーぁぁあぁぁ

男性が意外とイケメンだったしサンバってなんぞや？恥ずかしかったけど、踊る私。 動画を撮る友人。

「いぇーーい、もっとイケー」とあおる友人。 こういう所はブラジル人だよなーーー笑

変な汗をかいたけど楽しかったです。

2時間ほどして、外に出ると道路にも人があふれかえっていました。だって土曜だもんね。

そして、重たいランチ（午後4時）が後を引き、まったくお腹がすいていない私たちは これまたブラジルの料理の軽食を。これ、名前なんて言うか忘れてしまいました

夜も更けてきたので、そろそろ帰路へ。 ゆっくりお散歩しながら、友人とお話ししながら帰る夜道はまったく危なくないし、 怖くもないです。途中、間近に迫ったカーニバルの練習に励む団体に遭遇。国を挙げての一大イベントですものね！

そんな感じで楽しかった友人との再会のひととき。

日本が好きだと言ってくれていて、近いうちに日本に来てくれると約束してくれました。