【ボリビア】コパカバーナを経由して国境を越えペルーへ
ボリビアを去る日が来ました。次のルートは陸路でペルー入りを目指します。
ペルーとボリビアの国境エリアに広がるチチカカ湖。名前自体は耳にしたことがあるかと思いますが、実際に行ったことがある人はあまり多くないのではないでしょうか?
そんなチチカカ湖南岸に面するコパカバーナという町は、規模は大きくないものの、ボリビア側では一番の観光拠点となる町なんです。
ラパスからコパカバーナへは4時間くらいかかります。途中、チチカカ湖に差し掛かった時にとっても面白い体験をしました。コパカバーナはチチカカ湖に面した半島なのですが、ここへ行くにはなんと途中、湖を渡らなければならないのです。
チュアという地点で、乗客は一旦バスから一斉に下されます。
そして各自で小さな舟に乗り、10数分揺られて向こう岸へ到着します。
その間に、自分が乗って来た大型バスも舟に乗せられぷかぷかと湖を渡っていきます。この光景がまず日本では見られない不思議な光景です。
ボートへ向かう人々
ぷかぷかと運ばれるバス。沈まないかちょっと心配。
しかも、たくさんの観光バスから一斉に観光客が下りてくるので、みんなごちゃまぜで特に誰も誘導してくれないので、自己責任で舟に乗って湖を渡ります。
向こう岸に着いたら、自分が乗ってきたバスにちゃんと戻れるようにバスナンバーやドライバーさんの顔をしっかりと覚えておくことが必要です。あとはなんとなく同じバスに乗っている人の集団から離れないようにすることですかね。
↑こんな感じの小舟に乗り、10分少々ですが非常に揺れます。
小舟は思いのほか揺れるので、油断していると船酔いします!
あまりの揺れで若干テンションが下がってバスに戻りましたが、バスが走り出してすぐに眼下に見えてきたこの景色ですっかり 気分はよくなりました。
そして、ついにコパカバーナに到着です。
私はコパカバーナは経由だけで滞在はしませんでしたが、最終目的地がコパカバーナの人もいるのでここで一度全員下車し、1時間半の休憩が入ります。
短い時間ですがせっかく来たのだから限られた時間で急ぎ足で町をお散歩。
コパカバーナの見どころといえば、なんといってもコパカバーナ大聖堂!1550年に建てられ、1610~1651年に再建築された大聖堂で、歴史的にとても大切な場所だと言われています。晴天の青に白亜の大聖堂のコントラストがとっても美しいです。
コパカバーナは屈指の観光地なので、町にはたくさんの土産屋が軒を連ねています。ダメだと思いつつも足がどうしれもお店に吸い寄せられてしまいます。笑
あっと言う間に休憩時間が終わり、コパカバーナを後にして、ついに国境を越えてペルーに入国です!
続く