【ペルー】チチカカ湖に浮かぶ葦でできたウロス島を見学
コパカバーナを後にしていよいよペルーに入ります。
お決まりの場所で一枚。
国境付近の様子。
随時国境を越えた人からこの辺でバスが来るのを待ちます。
そして、再出発、プーノへ。
プーノへ到着するとチチカカ湖に浮かぶ島へのツアーの客引きが待っています。
私はバスに乗っている間にドライバーさん?に勧誘を受けてクスコまでのチケットと合わせて手配してもらったのでプーノに着くや否や自動的に船乗り場まで連れていかれました。
なので、実際の値段相場が分からないのですが言えることは、現地で交渉したほうが安いでしょうね。
ボートに乗ってしばらく待っていると、あちこちから集められたと思われる 旅行者が次々とボートに乗ってきます。 こうしてある程度の乗船率になるまでボートは出発しないようです。そして、ようやく出発したボートは30分ほどかけてチチカカ湖にぽっかりと浮かんでいるウロス島へ向かいます。このウロス島は島自体がトトラという葦で作られています。
そして、家や舟もすべてこの葦で作られているそうだから驚きです。
両側に生えているのはすべてトトラだそうです。
島へ下り立つと島で暮らす人々が笑顔でお出迎え。 観光客は一堂に集められ、島の歴史や人々の生活スタイル、葦についてなどを 説明してくれました。
実際に彼らが住む葦で出来た家を案内してくれたり、手作りの民芸品を見せて(買わせようとして)くれたり、彼ら主導で見学は進みます。
こちらは最後に女性たちが英語、スペイン語、アイマラ語、ケチュア語の4か国で歌を歌ってくれて そのあとに観光客全員と握手をしてくれている様子です。
彼らの現在の収入源は観光業だそうです。なので、民芸品を売るのにも必死でしたし、極めつけは葦で出来た舟、通称「メルセデスベンツ」に 特別に乗せてあげる、というもの。 通常は〇ペソなんだけど、今日だけ特別に〇ペソでOK!という毎日繰り返し使われているであろう セールストークで、8割の観光客は「メルセデスベンツ」に乗って行きました。
はい。
私が、この写真を撮れているということはつまり、 私は乗っていないということを意味します
いや、どうにもこうにもこのとき、私は正真正銘の所持金ゼロだったのでございます。
コパカバーナから国境を越えてペルーに入るときに残金のボリビアーノはポテトチップスとトイレ代で使ってしまったし、プーノのバスターミナルのATM2台が両方とも使えないという事態。
街の中心部のショッピングセンターにATMはあるそうですが、プーノについてすぐに 船の乗り場に誘導されたのでそんな暇はなく、本当に無一文。あまり船に興味がないとか、お金を節約したいとかで乗らなかった人は私のほかに3名ほどいました。なので、それがせめてもの救いでした。
島民の女性に金額は忘れましたが「〇ペソオンリー!カモン!」とぐいぐい 手を引っ張られましたが、、、、。
「No tengo Dinero。。。」(お金持ってません) と、か細い声でつぶやく私。。 多分、信じてもらえていない様子。 「ドラー also OK」(USドルでもいいよ)
「No Tengoぉぉぉぉ」(持ってない) 「エウロ?」(ユーロは?)
「No」
ちょっと切ないやり取りでした。
お金がないって、こんなに心細いんですね。。。笑
ちょっぴり苦い思い出が出来たウロス島観光。
帰るころには日が暮れかけていました。
その後、バスターミナルまで送り届けてもらってツアーは終了でした。
プーノから夜行バスでいよいよクスコへ向かいます。